2020/06/08 14:18
ACCAIのドレスは全て京都の自社工場で染めています。
白い生地が、花柄やグラデーションなど美しい色に染め上がるまでに約7つの工程が必要になります。
生地洗い→前処理(のり付)→布目矯正→染色→蒸し(色定着)→水洗(のり落とし)→後処理(シワ伸ばし)
それぞれの工程に職人の技術と経験が必要です。
手作業の工程も多く、ドレスのお仕上がりまでに少々お時間を頂いております。
戦後間もない頃から着物を染めていた技術を活かし、進化を経て、現在に至ります。
生地を染めるには様々な方法がありますが、弊社ではダイレクトインクジェットプリントという方法を採用しています。
従来の顔料やアイロンプリント(熱転写)とは異なり、繊維の深層から染め上げる高度な加工方法を用いるため高品質な仕上がりに。
糸の奥までしっかりと染めるので濃い色はわずかな滲みや色飛びが出る場合もございますが、それもまた染色の " あじ " として見て頂けると幸いです。
百貨店やベビー服の基準にも合う、厳しい堅牢度基準をクリアした染料のみを使用しております。
しっかりと色がついていますが、風合いはやわらかく、実物を見て頂ければクオリティの高さを感じて頂けるのではないでしょうか。